講習会がなくても、やっぱり講習会〔セミナー〕
どうも、お元気様です。
昨日の福岡は、若干の残暑がありましたが
過ごし易い一日となりました。
久々に、日曜日の講習会がなかったのですが
受ける〔学ぶ〕セミナーの参加をダブルヘッダーで
待ち受けていました。〔ほんと、貧乏暇なしって感じ〕
まず、最初が『私たちの食料の未来』に参加。
西日本新聞社の食卓の向こう側で、おなじみの面々が講師や
パネラーでのセミナーとなりました。
基本講演は、農業及び作家の山下惣一さんで
『食い改めよ、身土不二で地域を再生』です。
身土不二とは、自分が住んでいる4里以内の農作物などを食すと
いう地産地消の意味で、それにちなんだお話がありました。
その中で、当たり前なんだけど自分たちの知らない事等も
面白おかしく話されてました。
例えば、お茶碗の規格は大体決まっていて、直径が12センチ前後で
その茶碗に入るご飯は、70グラム。
ご飯70グラムということは、米粒で350粒で稲が2株半などと。
※ふつう知らないですよね。笑
ところで、お米の消費は30数年前に比べ半減〔一人当たり60キロ〕して
減反などで、農地も荒れているそうです。〔この環境の循環が怖い〕
毎日お茶碗一杯分のご飯を増やせば、一人当たり80キロになるそうで
米食の必要性を言ってらっしゃいました。
これから僕の、物づくりにおいて参考になりました。
続いて、九大病院に場所を移して『子育てを取り巻く環境、胎児と子どもへの影響』に
参加させていただきました。〔時間的に途中からの参加で〕
出産においてのストレス〔不安など〕の問題で、低出生体重〔ADHD〕などの
事例を報告されていました。
ストレスによりドーパミンの遺伝子が影響し、低出生体重がおこり易くなり、
喫煙によりこの確率が2倍になるということです。
親のストレスは胎児の段階でも感じられ、一心同体なのですね。
また、出産後3ヶ月でアタッチメント行動が見られるそうです。
※有名なミラーニューロンの写真では、赤ちゃんが親と同じ顔の表情を
まねるという、現象行動です。〔霊長類全般に見られるそうです〕
よく、小さいからまだ判らないと周りの人々は、よく言ってましたが
判っているというか感じてるんですよねー。赤ちゃんも。
続いて、子どもの口に関する習慣などですが
指しゃぶりは、母乳から離れると精神安定の為の行為ですが
これは、胎児の段階で母乳を飲むための練習だったそうです。
それが、無意識に手や指をしゃぶって落ち着くわけだと。
また母乳で授乳する良さは、
母体では、卵巣がんや子宮体がんなどの発症が低いとか
体重が元に戻りやすいということでした。〔個人差はありますが〕
子供においては、感染症やアレルギー関係の発症が低いとか。
第一は、子供が安心して母子一体になれるということです。
男にはできない、お役割ですね。
と、いう以上の1日でした。
よく仕事をしているのかと、言われそうですが、、
仕事の集中度が違うので。
自分の時間は、自分で調整する。それを考えるのが『仕事』です。
あくまでも、仕込んだり成型したりするのは『作業』です。
それをちゃんと明確にしとかないと、前には進まないし
自己満足で完結してしまいます。
『作業』するのが人生ではなく、知ることが人生だと思ってるので。
ではでは。
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