2007/10/12 金曜日

『いち膳〔食卓〕を通じた家族の繋がり』で

Filed under: オーナー日記 — Tanaka @ 10:55:05

どうも、お元気様です。

昨日、商工会議所でタイトル通りのセミナーがありましたので

ブログ特別版でお送りします。

では、

食育を語る前に『いち膳〔食卓〕を通じた家族の繋がり』で
和の空間コーディネーターをしていらっしゃる、古賀令子さんのお話の内容を
お伝えしたいとおもいます。
古賀さんは、もともと家業の樹齢1500年の屋久杉を扱う家具製造メーカーで
従事され、現代の日本の状況を危惧され、NPO法人いち膳から見る日本の文化を
立ち上げたかたです。
印象的だったのは、離乳食の子どもが100均のご飯の器は、投げほおるのに
屋久杉で使った器はしっかり手に取り、スープもこれに入れろと、せがんだそうです。
子どもは、子どもナリに本物を肌で理解するという話が印象的でした。
僕も、それはありえると思います。
よく、小さい子持ちの友人からそんな場所は、子どもには判らないですょーと、
いう言葉を聴くたび言っている事は、いや、子どもは感じていると。
それと類似系だと思います。
正直、僕の子どもも若いときの子どもなので、収入も少なかったし〔手取りで16万で4人で暮してました、、、
その中で嫁は15000円づつ貯蓄をしてましたが。笑〕
しかし、美術館とか博物館もろもろの催事やテーマーパークなどには連れて行ってました。
子どもが楽しむのも必要ですがね親が楽しくないと、ダメだと思うからです。
子どもも、実家を離れ生活を送ってますが正直いろんなところでぶっかりあっているので
将来、どういう風に生きていくのか楽しみです。
と、いうことで若干内容から逸れましたが本題へ

現在の食卓の現状は
自分は孤独を感じている子どもがアンケートの結果、、、トップです。
これは、朝日新聞で掲載されたものですが、子どもの食卓の絵からの分析

人間関係貧困型〔人物がマーク〕が40パーセント
強制感型〔人物が描かれてない〕6パーセント
意欲希薄型〔人物に手が描かれてない〕4パーセント
そして、コミュニケーション充実型〔人物に表情がある〕20パーセント
と、調査地域、人数は東京で310名の最新結果です。
忙しい世の中全国でそんなに差はないかもしれませんが、これを改善すべき内容を
これからお伝えします。

まずは当たり前から
1.いち膳〔食卓〕の役割
人の配慮を学ぶ場。小さな社会ですね。

2.食卓の役割のキーワードは
暖かく、楽しいこと。

3.今なぜ食育なのか
五感を養う、、詳しくは下記にて。
食べ物の大切さ
旬のものの知識
ものを大切にするこころ
料理をする楽しさと、かたずける楽しさ
コーディネイトする楽しさ、、日本独自の美学に合った
を養うためです。
.
4.では、食育とは、
食とは、誰にも変わって貰えない行為
美味しく食べ、楽しく食べて活き力をつけさせる。

5.食育のポイント
日本の風土から生み出される、食べ物を伝える

6.今私達に出来ることは、、?
マ、ゴ、ワ、ヤ、サ、シ、イを摂っていくこと。
マ、豆類
ゴ、ご飯、ゴマ
ワ、ワカメなど海藻類
ヤ、野菜
サ、魚
シ、椎茸などのきのこ類
イ、 いも類
を摂ることです。
また、料理能力を高めるため3歳からマイ包丁をプレゼントし
手のひらで豆腐をカットを試みる。大丈夫です。
食べ物の生育がわかるようプランターなどで野菜を育てる
幼児期に味覚を育てる
苦いからすっぱいへ次は辛いからしょっぱい、甘いと言う風に。
7.食卓の演出とは
日本伝統の行事にあわせて、月に一度くらいで皆で料理をつくり、演出する。
例えば月見だったら、団子を作ったりススキを飾ったりと。

8.家族の繋がりとは、、、?
家族として食の知恵を伝えていく。伝承するですね。
僕が、前から言ってる人生はマラソンではなく、、、駅伝ですと。

以上が古賀さんが話された言葉ですが、いい伝統は残し伝えて
一人でも二人で変っていけば、輪は広がると思います。地球の温暖化対策もそうですが。

では、上記で上がってた五感を伝えます。

五感とは
、「見る」「聴く」「嗅ぐ」「味わう」「触わる」の五つの感覚のことを指し、人間はこの感覚を持って外界の状態を認識するといわれています。
この五感の大切さを以下のように三國シェフは力説。

「さまざまな味覚を舌がキャッチすることでそれらは脳に『刺激』として伝わり、味を認識。この刺激が脳を活性化させ、その結果、
人間としての機能が健全に働く。さらにその働きを受けて五感も活性化されるというメカニズムを人間はもっています。
五感が活性化されれば感性が豊かになったり、敏感になったりするので人を思いやったり、考えたりといった力も増す。以上のことから、
子どもの五感を育てることはとても大事なこと。その原点のひとつとなる味覚を育てることはとてもいいことだし、重要なことなんです」

 

古く中国の陰陽五行説では、
  酸・苦・甘・辛・鹹の五味があるとされ、その生理作用が唱えられ
  酸味は収斂作用、
  苦味は消炎、
  甘味は緩和・滋養強壮、
  辛味は発散作用、
  鹹味には、軟化作用

と、以上の五味には作用があります。

昨日の件でつくづく思うのは、病んでる部分が大きいのと

こういったことに関心な層と、そうでない層がはっきり分かれて

本当の格差社会になるのではと。

では、皆さんもいろいろと考えられてください。

僕は、食を継承していきます。スパルタで、、笑

ではでは

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