2007/10/4 木曜日

やっと、トップページが

Filed under: オーナー日記 — Tanaka @ 17:54:06

どうも、お元気さまです。

最近、幾分過ごしやすくなりましたね。しかし、来年のこの時期はどうなるのかな?。温暖化が加速すると、バランスが崩れて加速するのが怖いですよね。ひとり、ひとりできることから地球に優しことをはじめましょう。では、やっとトップページが上がりそうなのでここいらで皆さんの参考になればと、葛のお話を。葛の由来と関連の伝説もどうぞ。

本葛本舗の本葛とは?。

葛とは、マメ科の植物で、日本から東南アジアに成育しよく山で見かける、半低木性のつる性植物です。また、葛の語源は奈良県吉野郡の国栖〔くず〕からきてます。古代、国栖には国栖人と呼ばれる帰化した人たちが住みそこに群生している、かずら草を食用にしたり、繊維質の部分をかごを作ったり、多くの利用方法がありました。そのかずら草を国栖の使うかずらが、くずのかずらと言うようになりいつしか、くずになったと言うことです。

葛の花

花は、紅紫色で夏から秋にかけて咲き、受粉してなた豆の小さい版のような実をつけます。秋の七草で有名ですが。花は蜜を持っているので、当然天然酵母の初種〔スターター〕として利用でき〔単糖類なので、発酵が早い〕、葛粉と一緒に親子発酵?させて元種もできますよ。また、花は乾燥させると生薬名で葛花〔カッカ〕といい、日本、中国、東南アジアで酒毒〔しゅどく〕を消すと言われ、二日酔いの嘔吐やその予防や糖尿病の治療にも民間薬的に用いられてます。
また、花は塩ゆでして酢の物や、そのままや衣をつけて天ぷらにしたりと発想によってはいろいろとアレンジできます。

葛の葉

葛の新芽や若葉は熱湯で、湯通しして和え物や油いためにすると美味しくいただけます。また、余談ですがウサギの餌にもなります。

葛の根

葛の根は葛根〔カッコン〕といい、生薬名にもなっています。風邪薬としてよく知られている漢方の葛根湯などにも使われています。また、根から葛粉といわれる澱粉がとれ、本来の葛餅や葛きりはこれから作ったものでした。産地的に有名なのは吉野葛ですが、現在は、秋月の葛とか鹿児島の葛で足らない分を補っていると、いうことです。秋月の本葛も足らない分は鹿児島から補っています。あと、中国などでは、あんかけ用のとろみを付けるのに使ったり大根餅などにも使用しています。

葛のつる

これは、籐かごですね。

ちょっとまめ知識

葛は河川や道路わきの土手を補強するために植えられ、都心でも電車の車窓から見えるそうです。アメリカでも同様に土手の補強という意味と味漢方薬、家畜の飼料〔クズ パイン〕として戦前に日本から渡ってます。また、ルーズベルト大統領のニューディール政策最大の事業〔テネシー河谷開発〕で日本から渡った葛が、土壌保全、水源確保に重用されダム建設の支えになりました。しかし、現在では農家の方や高速道路、高圧線を管理する人からは繁殖力旺盛のため敬遠されているみたいです。笑

葛に関するお話

狐が化ける、、、その葉っぱは。葛の葉です。葛の葉は、伝説上のキツネの名前で葛の葉狐、信太妻、信田妻〔しのだづま〕とも呼ばれ、これを主人公とする人形浄瑠璃、蘆屋道満大内鑑〔あしやどうまんおおうちかみ〕、および翻案による歌舞伎の葛の葉と通称呼ばれてます。伝説の内容は、摂津国東生郡の安部野〔現在の大阪市阿倍野区〕に住んでいた、安部保名〔伝説の人物といわれる〕が和泉郡の信太の森〔大阪府和泉市〕に出かけた際、狩人に追いかけられていた白狐を助けて、逃がしてやるがけがをしてしまう。そこに、葛の葉という女性が安部保名を介護し家まで送り届けました。葛の葉が安部保名を見舞っているうち、恋仲に二人はなり結婚し童士丸と言う子どもを授かる。しかし、童士丸が5歳のとき葛の葉の正体が安部保名に助けた白狐であることが、判ってしまう。そして、次の一首を残し森へと去ってしまうのである。恋しくば尋ねて来て見よ 和泉なる信太の森のうらみ葛の葉と、という一首である。ここからのオチが凄いのが、童士丸がのちの安部晴明である。陰陽師の。これが、葛の葉の内容です。また、こぼれ話としてきつねうどん〔そば〕は、葛の葉生誕の地とされる信太〔信田〕に由来し、しのだうどん〔そば〕といい、稲荷寿司はしのだと年配の方が言われるそうです。と、いうことで薬効に関してもイソフラボンなど詳しいデータなどもトップページから様々な情報がみれるのでお楽しみに。ではでは

2007/10/2 火曜日

京都より帰ってきました。

Filed under: オーナー日記 — Tanaka @ 6:36:21

どうも、お元気様です。

夕方に京都より帰還してまいりました。昨晩の夜行バスは、キツかったですね。リクライニングでスペースはそこそこ、あったのですが。乗客の四分の一位はサラリーマン。大変だね。早朝の会議がなんかでしょうが、そういう弛まない努力で日本が成り立ってるかも。しかし、現状のインフレがジワジワときてますが、輸入大国の日本としては現場が一番しんどいですよね。サラリーマン諸君、、、ご自愛を。

と、話題はそれましたが、今回の高槻市での用事を終え、恒例の神社参り。今回は京都の西院春日神社です。ここで、神社併設の保育園だと思うのですが、組み体操で園児が、しごかれてました。でも、4,5歳の子ってほんと純粋。ちゃんと、気持ちを持って伝えてあげれば、ちゃんとできてました。賛否はありますが、僕は基本としてこういうのは賛成です。自分の経験上。

その後、神社を参って、梅田へ。今回、いろいろとパン屋さんを回ろうと思ってましたが、ことごとく定休日。前回も。と、いうことでデパ地下へ。阪神、阪急、大丸と市場調査。1年に一回は最低でも関西の市場調査を行ないますが、毎年勢いが落ちてるかなーっと。特にデザート、パン関係。これといって、目新しいものもなかったですし、長蛇の列もなかったですね。流れが変わっていくのを感じます。僕は、出尽くした商品構成のなかで昔懐かしい、よき時代のものをお客さんは求めているのではないか。そのままではなく、現在の食材とあわせた機能的な食べ物を。あくまでも、僕自身の意見ですが。

ところで、一昨日のパン講習会。ポーリッシュ法のクロワッサンでした。手捏ねのメニューで、配合などいろいろと調整して、やり易い感じで調整してたのですが、結構当日気温が上がった所為もあり、冷やしても伸ばしている間の生地の戻りが早い。結果最終は、形になったものの焼成が納得がいかず、次回、途中からのリベンジをおこないます。次回、冷蔵チャンバーで講習会をしようかな。笑

今回は、以前の上級者の方もいたのでおさらいと言う意味で、途中でメロンパンスイートロールの手捏ねと焼成までを行ないましたが、よく出来てました。パンは、一回ではなかなかマスターできないのと、作る回数と失敗を重ねて上手になっていくので、これからも精進を。

では、講習会で生徒さんの練習用のクロワッサン関係はうまくできてたので写真を添付しときます。時間差で。

ここで、手作り=手仕事と言う内容で面白い話が。ものづくり日本大賞の選考のなかで、山口県下松市の山下工業所の手仕事。機械関係もコンピュータ化されるなか、デザインのモデル数が少なかったり空気抵抗を抑え、走行中の騒音を抑える繊細な形状は機械ではできないらしいのです。そういうことで、山下工業所は打ち出し板金といわれる手法で8人の板金職人がひたすらたたき、美しい局面を出します。これ、ものはなんだと思います?。、、、、新幹線の先頭車両です。顔ですね。最新のN700系にいたるまで、これまでも手仕事です。すごい。やっぱ、日本はすごいよね。よく昔から〔細部に神が宿る〕といったものです。

あと、デンソー〔自動車部品メーカー最大手〕はこの10年間で売上を倍増。その所以も上記と同じようなことですが、違うのはデンソーは全国の中学校を回って若い人材を積極的に採用し、グループが運営する技能訓練校で育て、徹底的に手仕事を鍛えているいうことです。以上の情報は日経ベンチャーからでした。

偶然、帰りの新幹線で読んでみつけたので。

ではでは

« 前のページ

HTML convert time: 0.090 sec. Powered by WordPress ME