やっと、トップページが
どうも、お元気さまです。
最近、幾分過ごしやすくなりましたね。しかし、来年のこの時期はどうなるのかな?。温暖化が加速すると、バランスが崩れて加速するのが怖いですよね。ひとり、ひとりできることから地球に優しことをはじめましょう。では、やっとトップページが上がりそうなのでここいらで皆さんの参考になればと、葛のお話を。葛の由来と関連の伝説もどうぞ。
本葛本舗の本葛とは?。
葛とは、マメ科の植物で、日本から東南アジアに成育しよく山で見かける、半低木性のつる性植物です。また、葛の語源は奈良県吉野郡の国栖〔くず〕からきてます。古代、国栖には国栖人と呼ばれる帰化した人たちが住みそこに群生している、かずら草を食用にしたり、繊維質の部分をかごを作ったり、多くの利用方法がありました。そのかずら草を国栖の使うかずらが、くずのかずらと言うようになりいつしか、くずになったと言うことです。
葛の花
花は、紅紫色で夏から秋にかけて咲き、受粉してなた豆の小さい版のような実をつけます。秋の七草で有名ですが。花は蜜を持っているので、当然天然酵母の初種〔スターター〕として利用でき〔単糖類なので、発酵が早い〕、葛粉と一緒に親子発酵?させて元種もできますよ。また、花は乾燥させると生薬名で葛花〔カッカ〕といい、日本、中国、東南アジアで酒毒〔しゅどく〕を消すと言われ、二日酔いの嘔吐やその予防や糖尿病の治療にも民間薬的に用いられてます。
また、花は塩ゆでして酢の物や、そのままや衣をつけて天ぷらにしたりと発想によってはいろいろとアレンジできます。
葛の葉
葛の新芽や若葉は熱湯で、湯通しして和え物や油いためにすると美味しくいただけます。また、余談ですがウサギの餌にもなります。
葛の根
葛の根は葛根〔カッコン〕といい、生薬名にもなっています。風邪薬としてよく知られている漢方の葛根湯などにも使われています。また、根から葛粉といわれる澱粉がとれ、本来の葛餅や葛きりはこれから作ったものでした。産地的に有名なのは吉野葛ですが、現在は、秋月の葛とか鹿児島の葛で足らない分を補っていると、いうことです。秋月の本葛も足らない分は鹿児島から補っています。あと、中国などでは、あんかけ用のとろみを付けるのに使ったり大根餅などにも使用しています。
葛のつる
これは、籐かごですね。
ちょっとまめ知識
葛は河川や道路わきの土手を補強するために植えられ、都心でも電車の車窓から見えるそうです。アメリカでも同様に土手の補強という意味と味漢方薬、家畜の飼料〔クズ パイン〕として戦前に日本から渡ってます。また、ルーズベルト大統領のニューディール政策最大の事業〔テネシー河谷開発〕で日本から渡った葛が、土壌保全、水源確保に重用されダム建設の支えになりました。しかし、現在では農家の方や高速道路、高圧線を管理する人からは繁殖力旺盛のため敬遠されているみたいです。笑
葛に関するお話
狐が化ける、、、その葉っぱは。葛の葉です。葛の葉は、伝説上のキツネの名前で葛の葉狐、信太妻、信田妻〔しのだづま〕とも呼ばれ、これを主人公とする人形浄瑠璃、蘆屋道満大内鑑〔あしやどうまんおおうちかみ〕、および翻案による歌舞伎の葛の葉と通称呼ばれてます。伝説の内容は、摂津国東生郡の安部野〔現在の大阪市阿倍野区〕に住んでいた、安部保名〔伝説の人物といわれる〕が和泉郡の信太の森〔大阪府和泉市〕に出かけた際、狩人に追いかけられていた白狐を助けて、逃がしてやるがけがをしてしまう。そこに、葛の葉という女性が安部保名を介護し家まで送り届けました。葛の葉が安部保名を見舞っているうち、恋仲に二人はなり結婚し童士丸と言う子どもを授かる。しかし、童士丸が5歳のとき葛の葉の正体が安部保名に助けた白狐であることが、判ってしまう。そして、次の一首を残し森へと去ってしまうのである。恋しくば尋ねて来て見よ 和泉なる信太の森のうらみ葛の葉と、という一首である。ここからのオチが凄いのが、童士丸がのちの安部晴明である。陰陽師の。これが、葛の葉の内容です。また、こぼれ話としてきつねうどん〔そば〕は、葛の葉生誕の地とされる信太〔信田〕に由来し、しのだうどん〔そば〕といい、稲荷寿司はしのだと年配の方が言われるそうです。と、いうことで薬効に関してもイソフラボンなど詳しいデータなどもトップページから様々な情報がみれるのでお楽しみに。ではでは
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