いろんな酵母の巻き
どうも、お元気さまです。
この時期、どーも『やる気モード』が低く、あえて無理しないようにして
自然に任せるようにしています。〔これ以上いくと、壊れそうなので〕
器用貧乏も人の子で、そこそこにしないとですね。笑
ところで、先日デザイナーさんとパッケージ会社の方との打ち合わせで
当店の万能自家製天然酵母の最初の種〔初種〕で話題が盛り上がりました。
当店では、初種は秋の七草の『葛の花』ですが、パッケージ会社の方が
酒造メーカーでも、花を酵母としてやっていると。
たしかに、前回の西部ガスでの講習会の『桜の花酵母』もそうですが、
皆、考えることはいっしょかなーと。
しかし、そこには『ブレーン』は必ずいるのです。僕には、『チョイブレーン』はいますが。
その内容が、天吹酒造さんからの引用の下記の内容です。
天吹酒造さんなどが加盟している花酵母研究会の文面から
「花酵母」は、東京農業大学短期大学部醸造学科酒類学研究室の中田久保教授が、
長年の研究の結果、自然界から新しい清酒酵母を分離する方法を確立しました。
その結果、分離培養された優良清酒酵母の総称です。
「花酵母」と言うと花の香りがあるように聞こえますが、
この酵母の特徴は、従来の日本酒に存在するいろいろな香りや
味の個性をより増幅促進する力を持っていることです。
花酵母の特性とそれぞれの蔵元の個性が融和できたら、
これまでの日本酒の概念を変えてしまうのではないかとさえ思います。
花酵母で醸したお酒は、冷酒で最適なものや燗酒でお飲みいただきたいものまで、
飲酒温度や酒器によって個性を楽しみながら飲むことができ、
これまでも日本酒を愛していただいた多くの方からも支持をいただけるお酒です。
花酵母研究会には、この酵母を使用して個性のある高品質の清酒・焼酎を醸したいと、
農大卒業生を中心とした全国の熱心な蔵元が集まりました。
平成15年6月12日の設立総会と発表試飲会開催から今日まで、
毎年2度の「試飲会」や多くの研究会を行ない、花酵母を使用して醸したお酒の広報や研究に努力しています。
会長 上野田 隆平
※文面は変更せずそのまま引用しています。僕もこの会に参加したい。
たしかに、この研究会は香りの残る『石楠花〔しゃくなげ〕』などの花酵母があり、
これに、挑発?されて今が旬のローズマリーの花を発酵させてますが
香りは、さすがに凄いですね。〔ローズマリーそのもので〕
この酵母で、お得意の万能自家製天然酵母〔←長いので、話すと時々間違える〕で、
トスカーナ スキャチャッター〔フォカッチャをでかくした版〕をゴールデンウィークに出そうと思っています。
いままで当店で収穫した実は、天然酵母として使用してましたが〔ブラックベリー、葡萄、桃、など〕
花を来年から、使用することにしました。
花だけでも、タイム、ローズマリー、大和錦〔さくらんぼ〕、アンズ、桃、アーモンド、
いちぢく、ツグミ、ミニバラ、ライム、葡萄、スイートプルーン〔まだ咲いたことがない、ご長寿〕
オールドローズ、ブラックベリー、金木犀、あともろもろ〔←名前を忘れてる〕
と、面白いことがいっぱいできそうですね。
今年は、大体が花が終了して実をつけ始めているので、お楽しみは来年にて。
ではでは。
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