高野山 法食一等。
どうも、お元気様です。
最近、にほんのパンを作る中で糀の多様性から、あるひらめきが。
それは、精進ブレッド。一切の卵や乳製品を使わず(野菜糀種はそうだが)手間隙をかけて作るパンです。
精進料理はメルマガにも書きましたが、古代ギリシャやインドが発祥といわれる『ヴィーガン』(ベジタリアン)と同じと考えていいでしょう。
最近ぼちぼちと、ヴィーガンドーナツとか出てきてます。(日本人は精進でしょ)
※ちなみに、『法食一等』とは、食べることは仏の修行と同等に大切だと、大典座がいわれた言葉です。
と、いうことで高野山に参上。(偶然にも今年が1200年祭とか)
まずは、バスからの高野山の大門。
そこから壇上伽藍へ。
これは飛行の三鈷で有名な三鈷の松で、空海が唐から投げた三鈷杵がこの松の枝にひかかっていた松の木。
※そして空海がこの松を探し当てたのがこの標高1000メートルの高野山.
普通松の葉は2本ですが、よく探すと3本の葉もあり、それを持っていると幸せになるとか。
次は丹生都比売神社関連の池。(関連のお話は長くなるので)
この時、高野山の水関係は凍っていました。
以上が壇上伽藍でした。
高野山1200年祭りの旗。
バスで5分移動の高野山奥之院にて。
ここは、すべてを受け入れる(国籍、宗教関係なく)日本人らしい場所です。
たとえば、戦争でなくなった戦没者と敵方の戦没者も一緒に供養しています。(もちろん東日本大震災の震災の方々も)
では、燈籠堂へ。
親鸞聖人のお墓。
いろんな方のお墓があり、中には忘れてしまったものもあり。(ボイスレコーダーが必要か)
30年前に発見された、織田信長の墓。(右後方の雪のかかったお墓)
30万体ある中から探し出した、信長さんの墓。(それまでは、存在しないと考えられていた)
比叡山を焼き払い、次は高野山でしたが本能寺で自害。(そういう理由から)
歴史とは、いろんな意味でよくできてるもので、その当時の背景に対していろんな方が出ています。(無用の要)
続いて、いまだに精進している、生き仏の弘法太子様の本殿。
ココから先は、撮影禁止なので。(これが限界)
これは、天皇家のお墓です。(上記の写真の左方向にあり、古墳状になっています)
毎日2回、太子様にお食事を届ける僧侶さん達。
ココを通って本殿までを往復。
奥の院の正式な入り口。
このオフシーズンでも、海外の観光客や日本人もそこそこいらしてました。(1200年祭には宿が取れないとか)
さて、精進料理の時間。
精進料理は、典座といわれる方(裁総)が作る修行の一つ。また、食べるのも修行とか。(本来は無言で頂く)
おいしく頂いて、庭を拝見。
出て行くときの門構え。
ココも歴史あるお寺の一つだということです。
総本山金剛峯寺にて。
しかし、いろんな宗派のお寺がありました。
最後は、世界遺産登録の丹生都比売神社。
以上で旅は終了でしたが、改めて比叡山から高野山、奥の古道、伊勢神宮と回ってみたいものです。
※移動の船旅などの読書や、高野山でいろんなものが繋がった感じかも。
これが、高野山の仏前に飾るこうやまき。(最初は和菓子と思っていた)
朝早くに小倉に着いて、とらやさんに。(5時くらいから開いている、歴史ある手捏ねのドーナツ屋さん)
いまだに、アンドーナツが40円で、20年に訪れた3姉妹の思いが残っています。
さて、精進ブレッドの試作で豆乳糀種の元種。
精進料理の味もときな金山寺糀種の元種。(チーズ風味になる)
最後は、バラのクッキーで抹茶のホワイトガナッシュ。(ホワイトデー用)
今回もここら辺で。
ではでは。
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