ヨーロッパの武士道を感じる、今日のセミナー
どうも、お元気さまです。
なんか、最近五月晴れというか、ほんわかした気候で五月病じゃないけど、なんかいかんです。(しゃんとせねば)
今日は、イスラーム〔正式な呼び方〕圏の料理とイスラーム文化の会に参加してまいりました。講師は、在日18年のセリム先生(ギュレチ・セリム・ユジェルさん)です。現在、大学などの講師とテレビでもご活躍で、お話がとっても面白かったです。最初は、都、県知事の調査と現状をトルコで生かすための研究の為に来られたのですが、国を問わずイスラーム圏がひと括りにされてる現状と偏見?を打開すべく意味で、イスラーム文化センターの代表になられた感じでした。〔違ってたらごめんなさい〕
日本語は、流暢で僕よりはまともな日本語でした。いろいろと、質問させて頂きましたが、エルトゥールル号の遭難のお話も出てきて明治時代の日本の対応が、トルコ人およびイスラームの教えに共鳴して、その当時の日本には、すこぶる感謝して、現在も中学校の教科書に、若干内容を調整して載っているということ。エルトゥールル号の遭難のお話は、話せばすごく長くなるのですが、明治時代の樫野村の方が命がけで、遭難したトルコ海軍の人たちを救助した実話です。
日本もイラン、イラク戦争で邦人をトルコ航空の飛行機でタイムリミット2時間前に脱出させて頂いてます。そして、今日の場に樫野村出身の方もいらしてました。〔お坊さんかな〕これも、すごいことですが。
ところで、イスラームでは、男尊女卑というイメージがありますが、実際の教えは平等が基本ということです。そういうイメージが、あるのはマスコミの影響で、ある国で写った映像と情報がイスラームと思われるということです。そうですよね、同じ仏教国でインド、タイ、日本とイメージしてください。それくらい、イスラーム圏でも国によって違うみたいです。怖いです、思い過ごしは。しかし、話を聞いてて思ったのはイスラームの考えは、昔の日本の武士道と同じように生き方に美学を持つイメージがあり、共感できます。どの宗教も根本的に似ていますが。〔当たり前のことを当たり前にする〕今回この会に参加したのは、イスラームに関して日本では情報が少ないことと、地球で生きてく上で、知ることは不可欠だからです。情報を聞くだけではなく、足で情報をひらう。〔昔の刑事みたい〕そのことで、理解できると思います。知ることは、学歴以上に必要です。
またこの会は、次回も食事を通じて行なわれる様ですので、都合の合う方は参加する価値ありです。食で価値観を共有できるすばらしい会でした。〔いろんな方が来られますが、今回は定員オーバーで2月3日にも〕
では、今回出た料理の写真をどうぞ。
セリム先生は、今もですが昔もカッコ良かっただろーなー。
ではでは。
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