仕事は仕事が、教える
福岡は梅雨本番で、カビが生えそうです。〔ついでに苔も〕
先日講習会に行ってまいりました。
本当は行く予定はなく、人数制限で生徒さんがいけないため代表で。
行かない理由は、人の芸風はその人の芸。僕には僕なりの芸風があり、それがブレないための対応です。
しかし、ご縁でしょうね。久々に心ある職人を見た感じで。
小技を効かすわけでもなく、コジャレているわけでもなく、ちゃんと自分のストーリーに誠実に学んだ職人さんです。
堪えず親へのいたわりと感謝を忘れず講座で話をし、物を作る意味での『典座〔てんぞ〕』を無意識に行なっている人です。
日本のパン職人さんに、いるのかな?〔僕も含めて〕
群れて活動しても決して本来の自分とは語れません、自分の芸風とは。
と、辛口でいってますが今回の講師は、呉 賽春〔ウー パオ チュン〕さんです。
フランスで行なわれた、世界一パン職人コンテスト『マスタード・ラ・ブーランジェリー』の優勝者です。
※台湾出身の方です。
台湾は中国系の人も多いですが、原住民系の方みたいですね。〔相当の昔は、台湾の一部にも日本人〔縄文人〕はいたとか〕
では、講習会での成型の写真を。
そして、トッピング風景も。
いい感じの講習会でした。〔久々に〕
堪えず疑問を持って今まで仕事をして、日本にも教えを請うため来日したりと、自問自答したことでしょう。
これが『仕事は仕事が、教える』です。
と、いうことで波牟道の生徒さんも一緒ですが、堪えず今の瞬間を直視することです。
今この時が真実なのですから。
ではでは。
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