『3』つの善玉菌の話
どうも、お元気さまです。
昨日は、小麦粉とライ麦粉の初種〔スターター〕での万能自家製天然酵母のパン・ド・カンパーニュ〔田舎パン〕の講習会。これでジャンルの違う、いろいろの初種の講習は終了です。〔種の起こし方に、苦労しましたが〕後の講習会は、市販の食材〔にごりワイン、にごりビール、どぶろくなど〕での応用編になります。と、いう事で昨日の講習会も無事終了。ただ、焼成温度が若干低かったみたいで、焼き上がりの表面の状態が、若干ボケましたね。もう10度高めがベストみたい。しかしこの製法は、優等生だとつくづく思います。〔←自画自賛かい〕これからの応用編が、たのしみですね。
作品の写真はこちらです。
さて、『3』つの善玉菌の話ですが、家の中、体の中、地球環境を
浄化する『えひめAI』という、発酵液の善玉菌です。
この発酵液は、乳酸と酵素で消臭効果、排水口やふろ、食器などの洗剤
入浴剤やローション、植物などの成長促進、栄養ドリンクと食物連鎖促進など
と多機能に効果するものらしいです。〔まだ、実際に使用してないので〕
これを、開発したのが『えひめ産業振興財団』の曽我部義明所長です。
『えひめAI』の材料は、ヨーグルトと納豆、砂糖、パン酵母という
スーパーで購入できるものを、水に混ぜて適度な温度環境で発酵させれば完成。
これにより、乳酸菌〔ヨーグルトから〕が1億個から10億個、
酵母菌〔パン酵母から〕が1000万から5000万個、納豆菌〔納豆から〕が1兆個になるそうです。
これらの菌のお陰で、掃除屋さん〔乳酸菌〕、合成屋さん〔酵母菌〕、分解屋さん〔納豆菌〕と
それぞれの役割を行ない、万能の発酵液となるのです。
この製法は、テレビでも放映されオーストラリアや中国からも問い合わせがあるそうで
エコ環境の一つとして活躍しそうですね。
また、このエコ環境関係で小泉武夫さんの書〔菌は地球を救う〕でも
バイオエタノール〔作るのに電力消費とCO2を出し、食物の高騰〕の代わりに、
水素〔水素自動車として各メーカーが開発中〕を作る菌の活用とか
生ゴミなどのごみ焼却場〔多大な重油消費とCO2を出す〕の代わりに
巨大な発酵槽をつくり、生ゴミや食品カスと畜産の糞尿などの有機性廃棄物を
入れて発酵させ、完全堆肥を作るというものです。
これは90℃くらいで発酵するので、臭いもないそうで菌力の凄さを改めて実感します。
※これを行っている人が、実際7億円かけて行なっています。
堆肥を畑にまけば、米の収穫も増えて野菜に甘みも出るそうで、
残った堆肥は、山の上にまいていく。
そうすると山が豊かになり、木や草が茂るので山の保水が高まり
雨が降ると養分の高い水が下流に流れるので、下流の畑や川
そして海までが、浄化され豊かな海になるということです。
〔『えひめAI』の食物連鎖促進〕と同様ですね。
と、いうことで発酵の国『日本』の凄さは、これからも続くでしょうね。
ではでは。
追伸
ずいぶん前から、酵素入り洗剤とかバイオ洗剤とか、外資の企業や
国産企業が出してますが、あれも乳酸菌。
その菌を探すために、相当な菌の採取をしたそうです。〔漬物や麹など〕
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