2007/8/7 火曜日

プロ養成講習会

Filed under: パン屋養成講座, オーナー日記 — Tanaka @ 21:21:18

どうも、お元気さまです。

第一回プロ養成講座を昨日終えました。ミキサーで仕込むので、僕の負担は軽いのですが、スタッフが大変ですね。なにせ、一人の作る量がリアルの講習会の3倍はあるので。僕の講座は、作るそして、生地に慣れる。量はいっぱい作り、皆がよろこぶ。の、四段活用です。作った品目は時間差もありますが、イングリッシュブレッドから8種、バターロールから4種、フランスパンから5種だったと思います。多すぎて。また、僕の性格上インスピレーションで、即効のパンも作ってしまうので。しかし、忘れるメニューもありますが・・・。あと、トッピングの製作など休憩を入れて約6時間行ないました。プロ講座は時間を限りなく有効に無駄を省き、理にかなったオペレーションを刷り込んでいきます。当然前提はお客さんのためですが。その分、厳しいです。

プロという字を把握して欲しいのです。それで、お金を頂き、そして、家族を守っていく。それは、ただ単に売り上げが良く、収入が増え、従業員も増員とかも良いでしょう。でも、お金があっても、時間や信頼は買えないのです。家族との時間は最大限必要だし、生活も必要。スタッフへの教育やマネジメントの教育など。あと、自分へのご褒美も。その為に、お客さんが喜んでいただく物を開発し、それを簡単化できるよう努力し、(手を抜くと意味ではなく)そのことをスタッフに理論として教え教育。簡単化したことにより、家族との時間も増え、自分のご褒美も。それが、プロです。

朝から晩まで働いて、そんな姿を見て子どもがどんな仕事でも好きになりますか。ぼくは、ノーだと思う。そういう姿を見るんだったら、大人になりたくない。言いたいことは、仕事を難しくしない。理にかなった製法を勉強する。最後に、、、客と語らえ。発想源の弘中さんの言葉ですが。パクってます。情報に流されて、本物の現場の声が聞けてない。家庭も一緒です。

8年試行錯誤した、僕が言うので間違いないです。僕が誤った方向へ行こうとしてたので。そのことで、自分も楽になるし、良い意味で次の展開も考えられます。ただ、現場でしっかりとお客さんとコミュニケーションすること。僕は、通常の業務ではできないので、講習会の生徒さんから勉強させていただいてます。

商売はか、ん、た、ん、です。絶えず数字で置き換えず、「どうしたら喜んでもらえるか」ですね。このことは、時代が変っても普遍です。しかし、そのことに甘んじて、アンテナを外さない事。不安な要素はすぐ変更していく。こういう時代でも、まだ既成のフィーリングだけを使ってるパン屋の多いこと。勉強が足らん。アレンジしろよ。

と、いうことでプロ講習会は厳しいのです。生徒さんの後ろの家族がみえるので。怪しいコンサルタントみたいに、これでいけます、とか これじゃないとだめとか、責任もてるのか、と言いたい。現場の声は現場に聞けですよ。僕なら、これだけの売り上げを上げてインセンティブを年間いくら頂きますと、はっきりいえます。だから、僕のプロ講座は生徒さんの根本から変えていくので、少々?厳しいのです。僕も、プロだから。

ではでは

我が家のブドウの酵母が完成。お盆までに知り合いが帰ってくるのでワ●ンを作らねば。4年前は糖分が多すぎて味は良かったのですが、悪酔いで、二日酔い。このワ●ンの思い出はいろんなエピソードありで。



ではでは。

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